チョコレートプラネット松尾駿とは?IKKOなど40人超のものまねレパートリーと「ハイヒールおじさん」を演じた経緯

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お笑いコンビ・チョコレートプラネットの松尾駿さんといえば、IKKOさんのものまねで知られる芸人だ。2026年9月には、中国の「ハイヒールおじさん」こと吴楠(呉楠)さんを再現したとみられる動画が話題になり、あらためて「松尾駿ってどんな人?」「他にどんなものまねをするの?」と気になった人もいるだろう。

この記事では、松尾駿さんの基本プロフィールから、ものまねでブレイクするまでの経緯、IKKOさんとの関係、代表的なレパートリー、そして今回話題になった「ハイヒールおじさん」を演じた経緯までを、公式プロフィールや複数の報道をもとに整理する。

松尾駿はどんな芸人か

松尾駿さんは1982年8月18日生まれ、神奈川県足柄下郡箱根町出身の芸人だ。身長169cm、O型。2005年に吉本総合芸能学院(NSC)東京校11期生として入学し、2006年1月に長田庄平さんと「チョコレートプラネット」を結成した。

コンビとしては2008年・2014年・2018年に「キングオブコント」決勝へ進出(2014年準優勝、2018年3位)、2015年には「NHK新人お笑い大賞」を受賞している。もともとはコント芸人としてキャリアを積んできたコンビであり、ものまね芸はその後に独自の武器として確立されたものだ。

ものまねでブレイクするまでの経緯

松尾さんのものまね芸が世に出たのは、2015年12月28日放送のフジテレビ系特番「有吉の壁」だとされている。後に持ちネタとなる和泉元彌さんやIKKOさんのものまねは、このときすでに披露されていた。

その後、2016年12月放送の「ものまねグランプリ ザ・トーナメント」で上位に食い込んだことをきっかけに、2017年以降はIKKOさんのものまねを中心にバラエティ番組への出演機会が急増。2018年ごろには、ものまね芸を軸にした活躍が広く知られるようになった。

もともとコント師として名前を知られていたコンビが、ものまねという別の武器で新たなブレイクを果たした点は、松尾さんのキャリアを語るうえで欠かせないポイントといえる。

IKKOものまねの精度の高さとIKKO本人との関係

松尾さんのIKKOものまねが単なる一発ネタで終わらなかった理由のひとつは、その完成度の高さにある。IKKOさん本人は松尾さんのものまねについて「愛・思い・優しさを感じる」「クオリティは160点!いつも凄いなと感動します」と評価しており、テレビで掃除中に松尾さんのものまね(声)を聞いて「似ていた」と驚いたというエピソードも紹介されている。

松尾さんはIKKOさん本人から衣装のお下がりを譲り受けたこともあり、毎年プレゼントを贈られるなど、公認に近い良好な関係を築いているという。ものまねをきっかけに本人と交流が生まれ、それが長年続いているというのは、数あるものまね芸の中でも珍しいケースだろう。

IKKOさん自身の言葉を知りたい人には、著書「1ミリの優しさ IKKOの前を向いて生きる言葉」もおすすめだ。松尾さんが再現する独特の語り口の、その”本人版”を文章で味わえる一冊になっている。

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松尾駿さんのものまねでおなじみのIKKOさんが、前を向いて生きるための言葉をつづったエッセイ。ものまねの”元ネタ”であるIKKOさん本人の言葉に触れてみたい人向けに紹介。

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IKKO以外の代表的なものまねレパートリー

松尾さんのものまねはIKKOさんだけにとどまらない。Wikipediaの記載によれば、40を超える著名人のものまねを持ちネタにしているという(この人数は本人・事務所による公式発表の数字ではなく、あくまでWikipedia記載の情報である点は留意したい)。

代表的なところでは、モデルの池田美優さん、俳優の水谷豊さん、俳優の香川照之さんなどが挙げられる。中でも役者の梅沢富美男さんのものまねには、こんな誕生秘話がある。あるとき梅沢さんのものまねをリクエストされたが、当時は情報が少なかったため「梅沢さんより倍口が悪い梅沢さん」というオリジナルのアレンジを加えたところ、これが好評となり、そのまま定番レパートリーとして定着したという。

本人そっくりを追求するタイプのものまねだけでなく、情報が少ない部分を独自のキャラクターで補って笑いに変えるというのも、松尾さんならではの持ち味といえそうだ。

中国の「ハイヒールおじさん」を演じた経緯

2026年9月上旬、X(旧Twitter)上で「チョコプラの松尾がハイヒールおじさんを見つけて再現してくれますように」といった投稿が広がった。中国の靴通販業者・吴楠(呉楠)さんが、自ら女性用ハイヒールを履いて走ったり歩いたりしながら商品を売る「ハイヒールおじさん」として日本でも話題になっていたことを受けての反応だったとみられる。

その後、相方の長田庄平さんが自身のInstagramに、松尾さんが実際に白いハイヒールを履いて都内の路上を歩く動画をリール投稿した。動画では白いパンツスーツに白いハイヒールを合わせ、街路樹の並ぶ歩道を颯爽と歩く様子が収められている。撮影の経緯(テレビ番組の企画か、SNS向けの自主制作か)を説明する公式なコメントは確認できていないが、ファンからのリクエストに応える形の投稿とみられる。

「ハイヒールおじさん」こと吴楠さんの経歴や、なぜ彼がここまで話題になったのかについては、084deepsの別記事で詳しく整理している。

なお、今回の「ハイヒールおじさん」再現は、IKKOさんのものまねのように長年かけて精度を磨き上げてきたタイプの持ちネタとは性格が異なる。話題のネタに素早く反応する身の軽さも、松尾さんの引き出しの多さを表しているといえそうだ。

松尾駿をめぐる過去の出来事

ものまね以外の話題としては、2025年9月にSNSでの発言をめぐって炎上した出来事も報じられている。素人のSNS発信について否定的とも取れる発言をしたことに批判が集まり、松尾さんは後日謝罪。相方とともに丸刈りにする一幕もあった。この件については、パフォーマンスと受け止めた視聴者もいたと報じられている。

ものまね芸で幅広い世代から親しまれる一方、こうした発言が話題になることもある人物だという点も、あわせて触れておきたい。

まとめ

チョコレートプラネットの松尾駿さんは、2015年末ごろから披露してきたIKKOさんのものまねを軸に、コント芸人からものまね芸人としての顔も持つようになった芸人だ。IKKOさん本人からも高く評価される精度の高さに加え、梅沢富美男さんのようにオリジナルのアレンジで人気を得たレパートリーもあり、持ちネタの幅は40人超ともいわれる。

2026年9月に話題になった中国「ハイヒールおじさん」の再現も、そうした引き出しの多さと、話題への反応の早さを感じさせる出来事だった。今後もどんな新しいものまねを見せてくれるのか、注目したい。

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