2026年11月3日、映画製作会社のHumanPicturesが、女優の泉ピン子さんを東京地裁に提訴したと発表しました。この発表をきっかけに、同社の代表で映画監督の寺西一浩(てらにし かずひろ)さんの名前を初めて知った人も多いと思います。
この記事では、寺西さんがどんな経歴の人なのかを、公式サイトや報道で確認できた範囲で整理します。提訴の中身そのものは別の記事にまとめているので、ここでは「人物」に絞ります。
寺西一浩さんは、作家で映画監督で、製作会社の代表
まず基本情報です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 1979年10月2日(オリコンのプロフィールなどで一致) |
| 出身 | 愛知県名古屋市 |
| 学歴 | 慶應義塾大学法学部政治学科卒 |
| 肩書き | 作家、映画監督、メディアプロデューサー、占星術研究家など |
| 現在の立場 | 映画・出版の製作会社HumanPicturesの代表 |
ウィキペディアやMediaDogs(2026年11月3日)によると、2022年から日本推理作家協会の会員でもあります。協会の会員名簿にも名前が載っています。
経歴を時系列で整理
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2002年4月 | 慶應義塾大学在学中に、元外相の田中眞紀子さんを題材にした『ありがとう眞紀子さん』(すばる舎)で作家デビュー |
| 2004年ごろ | 歌手・島倉千代子さんの事業に携わる。株式会社トラストミュージックの代表取締役に就任したとされる |
| 2006〜2010年 | 小説『クロスセンス』『新宿ミッドナイトベイビー』、講談社から『女優』を出版 |
| 2012年 | 『女優』で映画監督として活動を開始 |
| 2014〜2019年 | 『東京〜ここは、硝子の街〜』『東京ボーイズコレクション』『17歳のシンデレラ』『TOKYO24』などを監督 |
| 2022年 | 『劇場版 人生いろいろ』を監督。ホラーミステリー『SPELL』の電子書籍も刊行 |
| 2023年 | 映画『SPELL』第1章(10月27日)、第2章(11月10日)が公開 |
| 2024〜2026年 | ドラマ『SPELL』が2024年11月、2025年9月(第4章)、2026年7月(第5章)に放送 |
| 2025年 | 参院選に立候補(後述) |
| 2026年10月 | 映画『養父』『MANA』『AYUMI』が公開 |
作品の公開年は、ウィキペディアとMediaDogsで細かい食い違いがあります(『新宿ミッドナイトベイビー』など)。年の細部は断定せず、流れとして見てください。
代表シリーズは『SPELL』
近年の代表作が、霊能者が呪いや悪霊の依頼に向き合うホラーミステリー『SPELL』です。小説、映画、連続ドラマと形を変えて続いていて、2026年7月には第5章が放送されました(MediaDogsによる)。
泉ピン子さんは、HumanPicturesの公式サイトの記載によると、『SPELL』第5章などで主演を務めています。今回の提訴は、その泉さんが出演した映画『養父』『AYUMI』の舞台挨拶をめぐるものです。
2025年の参院選に立候補
2025年3月26日、参政党は、夏の参院選の比例代表に寺西さんを擁立すると発表しました。寺西さんは会見で、積極財政、文化政策の強化、若者の政治参画を柱にすると話したと報じられています(MediaDogs)。
結果は次のとおりです。
- 投開票日:2025年7月20日
- 立候補の名義:「寺西かずひろ」
- 得票数:8,718票
- 結果:党の候補10人中最少で、当選には届かなかった
過去に報じられたこと:2008年の「隠し子」報道
寺西さんについて調べると、2008年の報道に行き当たります。ここは事実と本人の主張を分けて整理します。
報道された内容(J-CAST、2008年7月8日)
- 寺西さんは、2008年6月21日付で日本音楽家協会の会長に選ばれたと、協会は説明している
- その後、週刊新潮(7月3日発売)が、寺西さんが芸能人らに「田中眞紀子の隠し子」と話していたと報じた。夕刊フジも同様の内容を報じた
- デヴィ夫人は公式ブログ(7月6日付)で、身分を偽られたと書いた
- 当時の所属事務所は「以前の話は分かりかねます」とだけ答えた
寺西さん側の説明(週刊女性PRIME、2022年6月23日)
- 週刊誌の記事は事実無根だと主張している
- 裁判を起こし、卒業証書や取締役会議事録、島倉さんからの手紙などを証拠として出し、主張が認められたと話している
ただし、この裁判の判決や和解の日付・内容は、私が確認できた範囲では見つかっていません。インタビューも本人側の発言です。そのため、この件の最終的な結論は「確認できない」とするのが正確です。
提訴のあと、これから見ておきたいこと
寺西さんの会社は、2026年11月2日に泉ピン子さんを東京地裁に提訴し、翌3日に公表しました。公式の発表文には、請求の金額などは書かれていません。11月3日時点で、泉さん側のコメントは確認できていません。
ここからは、私の見方です。今回の件で、「提訴した側」の人物像を知りたい人が増えたのは自然なことだと思います。ただ、過去の報道や噂だけで今回の訴訟の是非を判断することはできません。訴えの中身は、これから裁判の場で明らかになっていくものです。
まとめ
- 寺西一浩さんは、1979年生まれの作家・映画監督で、HumanPicturesの代表
- 在学中の2002年に作家デビューし、2012年から映画を撮り始め、近年は『SPELL』シリーズが代表作
- 2025年の参院選では8,718票で落選した
- 2008年には週刊誌などの報道があり、本人は事実無根と主張しているが、裁判の結果は確認できていない
- 泉ピン子さんの提訴は、会社側の主張が出た段階で、泉さん側の見解はまだ分からない
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