久永小太郎(かなりMS13)とは何者か?逮捕歴からせいZとの相撲対決までを整理【2026年9月12日更新】

配信者

「久永小太郎」「MS13」「かなりMS13」といった名前が、2026年8月ごろからSNSやまとめサイトでたびたび見かけるようになった。きっかけは、暴露系配信者・コレコレが久永小太郎を取り上げた配信だ。

この記事では、久永小太郎がどういう人物なのか、過去にどんな事件を起こしてきたのか、そして今回なぜ改めて話題になったのかを、報道ベースで確認できる情報とSNS上の未確認情報を分けたうえで整理する。

久永小太郎(MS13)とは何者か

久永小太郎は、FC2ライブでの生配信を中心に活動してきた、いわゆる「迷惑系配信者」だ。配信内では「かなりMS13」「MS13」「特定指定ガッカリ笑力団MS13組」といった名称を名乗り、視聴者にも「MS」と呼ばせているとされる。

活動スタイルは、路上や繁華街で通行人や外国人観光客、飲食店などに絡みながらライブ配信するというもの。近年はFC2ライブだけでなく、YouTubeやニコニコ動画にも活動の場を広げている。

1986年生まれとされ、2026年時点でおおむね40歳前後。出身地についても情報はあるが、本人が公式に発表したものではないため、この記事では扱わない。

「MS13」という名前の由来

「MS13」または「MS-13」は、本来は中南米(エルサルバドルなど)を拠点とする犯罪組織の名称として知られている。久永小太郎がこの名前をどういう意図で名乗り始めたのかについて、本人が明確に説明している一次情報は見つからなかった。

ネット上では組織名にあやかった自称として認識されているが、真意は「未確認」として扱う。

これまでの逮捕・事件歴

久永小太郎には、これまで複数回の逮捕歴が報道されている。確認できた主なものを時系列で整理する。

時期出来事
2016年8月30日東京・高輪のラーメン店で、注文からすぐに「いつまで待たせているんだ」「どうなっても知らないぞ」と店員に詰め寄る。9月1日、警視庁高輪署が脅迫の疑いで逮捕(当時30歳)。本人は容疑を否認
2023年2月15日東京・大田区蒲田のホテルに80日以上連泊中、フロントに電話が繋がらなかったことから非常ベル(火災報知器)を2度作動させる。警視庁・消防が出動する騒ぎとなり、偽計業務妨害の疑いで逮捕(当時36歳)
2023年4月28日上記のホテルの一件について、東京地裁で執行猶予付きの判決(執行猶予3年)を受けたとされる
2024年5月17日渋谷・竹下通りで自称「盗撮ハンター」として50代男性に「写真撮ってたでしょ」「これ犯罪だよ」などと因縁をつけ、現金3万4000円を脅し取ったとして、6月に恐喝の疑いで逮捕(当時38歳)

2016年のラーメン店の一件は、当時の顔写真がネット上で「フリー素材」として広く使われるようになったきっかけの事件として知られている。

なお、2024年の恐喝事件について、被害者との示談により不起訴になったとする情報もネット上にはあるが、検察の発表など一次情報での確認はできていない。

注記: ネット上には、上記以外にも複数の逮捕歴があるとする投稿が見られるが、実際に該当する報道記事の内容を確認したところ、そうした記述は含まれていなかった。他の独立した報道でも裏付けが取れなかったため、この記事では確認できた4件のみを扱う。

2026年7月の「再逮捕」情報は本当か

2026年7月ごろ、SNS上で「久永小太郎が神奈川県内で偽計業務妨害の疑いで逮捕され、罰金20万円を支払った」という情報が拡散した。

出回っている情報によれば、発端は2025年3月、配信中にヤクザ事務所を装った悪戯電話をある会社にかけた行為だとされる。その後、容疑が名誉毀損に変更され、2026年7月27日に罰金20万円を支払って身柄が解かれた、という内容だ。

ただし、2026年9月時点で、警察発表や大手ニュースサイトによる報道は確認できていない。発信元をたどると、匿名のSNS投稿や個人ブログにとどまっており、事実として断定できる状態ではない。この件については「SNS上でこう言われている」という情報にとどめておくのが妥当だろう。

2026年8月、コレコレの配信をきっかけに再び話題に

久永小太郎の名前が改めて注目を集めた直接のきっかけは、2026年8月の一連の動きだ。

もともと2025年2月には、久永小太郎が大阪・西成から飛田新地方面へ向かう配信をおこなっている。飛田新地は撮影・配信が禁止されているエリアとして知られ、この時の映像はアーカイブとして残っていた。

2026年8月8日、匿名の個人ブログが久永小太郎について解説する記事を公開すると、同日中に暴露系配信者・コレコレが「久永小太郎が配信活動停止、逮捕される可能性大」というタイトルで緊急生配信をおこなった。翌8月9日には「久永小太郎が新宿に来たので直接対決する」という趣旨の配信もおこなわれている。

これによって、それまで飛田新地関連のネットコミュニティ内で知られていた話題が、コレコレという大手配信者を通じて一般の配信視聴者層にも広がった形だ。ただし、記事公開から配信開始までの「約35分後」といった細かい時系列は、発信元のブログ側の解説によるもので、第三者による裏付けは取れていない。配信そのものがおこなわれた事実と、そこに至る詳しい因果関係は分けて考えたほうがよさそうだ。

2026年9月、せいZとの相撲対決

2026年9月11日23時頃、大阪市内でおこなわれた配信者「うどんちゃんねる」(TikTokの「投げ師」として知られ、現在はKickで活動する「うわさのうどん」の別名義)のKick配信の中で、久永小太郎とせいZによる押し相撲の対決がおこなわれた。

配信の切り抜き動画やSNS投稿によると、対決は2度おこなわれたという。1戦目は久永小太郎が敗れたものの、「足掛けはインチキ(反則)だ」と結果に納得しない姿勢を見せた。その後、会食を挟んであらためて決着をつける形で2戦目がおこなわれ、せいZが久永小太郎を豪快な投げ飛ばしで下したと伝えられている。SNS上では「せいZの圧倒的勝利」「(久永小太郎が)弱すぎた」といった反応が広がった。せいZ自身がこれまでどんな配信者として活動してきたのかは、以下の記事で整理している。

なお、この対決についてSNSの一部投稿は「Z界vsキラッカーズ」、つまりせいZが参加する配信者ユニット「Z界(Z界OSG)」と、久永小太郎が所属するとされる別のグループとの対決という文脈で紹介している。「Z界(Z界OSG)」については以下の記事で成り立ちを整理している。

一方の「キラッカーズ」については、久永小太郎本人が公式に所属を認めた情報は確認できていない。ただし084deepsでは別記事で、2026年9月9〜10日ごろ、キラッカーズ関連の配信内で配信者・今村颯大が久永小太郎の「付き人」を言い渡されたとするSNS投稿を紹介しており、久永小太郎の名前がキラッカーズ界隈の配信でたびたび挙がっていること自体はうかがえる。ただし、このときの経緯も含め、久永小太郎とキラッカーズの関係を裏付ける公式な発表は見当たらず、いずれもSNS上の受け止め方・配信内でのやり取りの域を出ない点には注意したい。

この一件も、これまでの逮捕歴と同様、配信活動の中で起きた出来事の一つと言える。ニュース報道ではなく配信の切り抜きやSNS上の反応が情報源であるため、正式な記録として断定はできないが、久永小太郎がどのような配信者コミュニティと関わりを持ちながら活動しているかがうかがえる出来事だ。

SNSでの反応

Xやニコニコ動画のコメント欄などでは、過去の逮捕歴や「フリー素材」化した顔写真を面白おかしく扱う投稿が目立つ。一方で、実在の店舗や個人に迷惑をかけてきた行為そのものを問題視する声もある。

「かなりMS13 こと 久永小太郎 許さない方々支援する会」のような名称のアカウントも存在しており、この配信者に否定的な立場のユーザーが一定数いることがうかがえる。ただし、これらはあくまでSNS上での反応であり、世間全体の総意として扱うことはできない。

まとめ

久永小太郎(かなりMS13)は、FC2ライブを中心に活動してきた迷惑系配信者で、2016年のラーメン店脅迫、2023年のホテル火災報知器、2024年の恐喝など、複数の逮捕歴が報道されている。

2026年8月には、コレコレの配信をきっかけに改めて注目を集めたが、同時期にSNSで拡散した「7月の再逮捕」情報については、2026年9月時点で公的な裏付けが確認できていない。

2026年9月には、配信者せいZとの押し相撲対決が話題になった。2戦の末にせいZが勝利したとSNS上で伝えられているが、こちらもニュース報道ではなく配信の切り抜きやSNS投稿が情報源であり、対決の背景として語られる配信者グループ同士の対立構図も、あくまでSNS上の受け止め方の一つとして紹介するにとどめている。今後、警察発表や大手メディアの報道、あるいは新たな配信上の動きがあれば、内容が変わる可能性がある点には注意しておきたい。

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