Kickの配信者集団「キッカーズ」で、結成当日から名を連ねる古参メンバーの一人が「黒澤」だ。組織全体の仕組みについては別記事でまとめたが、個々のメンバーがどんな経緯を歩んできたのかまでは知らない人も多いだろう。
黒澤については、2026年4月に未成年女性との関係を理由とした2軍降格処分を受けたことが、キッカーズ公式サイトの記録に残っている。この記事では、黒澤がキッカーズでどんな立場にいた人物なのか、公式サイトの一次情報を中心に、ニコ生時代から伝えられている逸話もあわせて整理する。
黒澤とは何者か
黒澤は、Kickの配信者集団「キッカーズ」が2025年3月12日に結成された、まさにその日から参加している創設メンバーの一人だ。結成当日に加入したのは「おったん」「みなみの魔王」「黒澤」「ずいえき」「かつき(ににまる)」「大ちゃんマン」の6名で、黒澤はこの中の一人にあたる。
キッカーズという組織そのものについては、以下の記事で仕組みや現在のメンバー構成を詳しくまとめている。
ニコニコ生放送時代から長く活動してきた配信者とみられ、ニコニコ動画には「黒澤(生放送主)」というタグで500本以上の関連動画が投稿されている。ただし、本名や生年月日、出身地といった詳しいプロフィールについては、信頼できる情報源で確認できなかった。「黒澤」という姓自体がめずらしくないため、この記事では確認できない情報を推測で補うことはせず、未確認として扱う。
結成6日後にはすでに2軍降格を経験している
公式サイトの年表を見ると、黒澤は結成メンバーでありながら、かなり早い段階でつまずきを経験している。結成からわずか6日後の2025年3月18日、「規律違反・実力不足」を理由に、こふなばけんと・大ちゃんマンとともに2軍へ降格しているのだ。
もっとも、その後の2025年3月29日に開かれた「第一回キッカーズ決起集会」で、従来の1軍・2軍の区分自体がいったん廃止され、全メンバーが「0」の状態からやり直す形で組織が再スタートしている。この時点でキッカーズは14名体制となっており、黒澤の初期の降格が長く尾を引いたわけではなさそうだ。
同年8月には、キッカーズメンバーによる富士山(御殿場ルート)登頂企画にも参加している。公式サイトによれば、黒澤は高山病などの影響で当日の登頂は断念したものの、「かつき」「みなみの魔王」とともに後日再挑戦し、登頂に成功したと記録されている。
2026年4月、未成年女性との関係で2軍降格
黒澤の経歴の中でもっとも大きな出来事が、2026年4月22日に起きている。公式サイトの年表には「キッカーズルール第4条(未成年淫行禁止)違反」により、1軍の黒澤が2軍へ降格したと記されている。
この処分については、年表の一行だけでなく、公式サイトのニュース欄に「黒澤 2軍降格に関するご報告」という個別の記事も公開されている。そこには、2026年4月22日に開かれた「キッカーズ裁判」(キャプテン横山緑の配信企画内で行われる、キッカーズ内部の自主的な審議の場)での審議・採決の結果、処分が確定したことが記されている。
公式サイトによれば、黒澤氏は過去に当時16歳だった未成年の女性と約1か月間同棲し、交際関係にあったことを認めたという。相手の年齢確認を怠っていたことに加え、周囲から未成年ではないかと指摘されていたにもかかわらず、それを否定し続けていた点も問題視されたと説明されている。
ここで気をつけておきたいのは、この処分がキッカーズという任意団体の内部ルールに基づく自主的な判断であり、警察の捜査や司法手続きの結果ではないという点だ。相手女性の実名や素性についての情報は公式サイトにもなく、大手報道機関による裏付けも確認できていない。本記事でもそれ以上の詮索はせず、公式発表の内容のみを事実として扱う。
処分から1軍復帰、そして3軍の育成担当へ
2軍降格からおよそ1か月後の2026年5月30日、公式サイトの年表に動きがある。「2軍入れ替えリスナーアンケート」の結果、黒澤が1軍へ昇格したと記録されているのだ。キッカーズには視聴者投票によって2軍・1軍の入れ替えを決めるルールがあり、黒澤はこの仕組みを通じて1軍へ戻っている。
さらに2026年7月28日、三重県鳥羽市で開かれた「第五回キッカーズサミット」では、2軍の基準を満たさない配信者向けの育成枠として3軍が新設された。このとき、3軍監督にはずいえきが就任し、黒澤はジンギスカンとともに「3軍助監督」というポジションに就いている。処分から3か月ほどで、後輩メンバーを育てる立場に回っているわけだ。
ニコ生時代から知られる「チー牛カレー蕎麦」の逸話
黒澤には「チー牛カレー蕎麦」という通称があり、ネット上ではこの呼び方で語られることも多い。この愛称の由来としてよく言及されているのが、2025年2月に箱根町の飲食店で起きたとされる出来事だ。
ニコニコ動画のタイトルやまとめブログによれば、注文したカレー蕎麦がなかなか出てこないことに不満を口にしたところ、店主とトラブルになり、警察が関わる事態にまで発展したという。この一件が「カレー蕎麦」という通称としてネット上に定着したとみられる。
ただし、これらはニコニコ動画のタイトルやまとめブログ、SNS上の言及がもとになっている情報で、公式な発表や大手メディアによる報道は確認できていない。本記事では「ネット上ではこう伝えられている」という位置づけで紹介するにとどめ、詳しい事実関係の断定は避ける。
同様に、2025年3月にKickのサービスが一時停止した際、「黒澤が収益を見込んで消費者金融からの借り入れをしていた」とするX投稿も見つかったが、こちらも個人の投稿が情報源であり、本人や公式による確認は取れていない。
現在の活動状況(2026年9月時点)
2026年9月9日時点の公式サイトのメンバー一覧を確認すると、黒澤は直近30日間の平均同時接続数1,289人で、引き続き1軍メンバーとして名を連ねている。キャプテンの横山緑(4,900人)や副キャプテンの勇者トロ(3,078人)には及ばないものの、キッカーズの中では中堅どころの数字だ。
同じくキッカーズの1軍で活動する「しみっちゃん」や「勇者トロ」についても、それぞれの経歴を別記事でまとめている。あわせて読むと、キッカーズというグループの顔ぶれがより立体的につかめるはずだ。
まとめ
黒澤は、キッカーズが結成された2025年3月12日から参加する創設メンバーの一人でありながら、結成わずか6日後に早くも2軍降格を経験するなど、決して順風満帆な経歴ではない。2026年4月には、未成年女性との関係を理由にキッカーズルール違反で2軍降格という、経歴の中でも大きな出来事があった。
一方で、その後は視聴者投票による1軍復帰、3軍メンバーを指導する助監督への就任と、処分だけでは語れない現在の立場も築いている。2026年9月時点でも1軍メンバーとして活動を続けており、キッカーズという実力主義の組織の中で浮き沈みを経験してきた人物と言えそうだ。
黒澤のようにキッカーズ内でゲーム企画に参加するメンバーも多く、配信画質にこだわるなら、家庭用ゲーム機の映像もパソコンに取り込める外付けキャプチャーボードがあると便利だ。
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