EXILE ATSUSHIそっくり芸人RYOとは?通夜参列騒動と”逆ギレ”の経緯を整理

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EXILE ATSUSHIのものまねで知られる芸人・RYOさんが、著名人の通夜への参列をきっかけに二度も物議を醸している。最初は2025年9月、歌手・橋幸夫さんの通夜。次は2026年6月、女優・中村玉緒さんの通夜だ。「RYOって誰?」「なぜそんなに叩かれているの?」と気になった人も多いはずだ。

この記事では、RYOさんの経歴と、二つの通夜騒動、そしてATSUSHI本人への反論にまで発展した一連の流れを、複数の報道をもとに時系列で整理する。

RYOはどんな人物か

RYOさんは、EXILEのボーカルATSUSHIさんのものまねを得意とするタレントだ。Wikipediaによれば出身は千葉県で、2000年代後半からものまね芸人として活動を始めたとされる。

知名度が一気に上がったのは、フジテレビ「人生のパイセンTV」の企画「ATSUSHIだらけの大運動会」(2016年)だ。全国から集まったATSUSHIそっくりさんの中から高い評価を受け、「EXILE ATSUSHIそっくりランキングNo.1」に選ばれた。以降、「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」や「ものまねグランプリ」など、ものまね企画のバラエティ番組への出演歴がある。

なお、生年月日や本名、所属事務所の有無については、確認できる公式情報が見当たらない。ネット上には「フリーで活動している」「会社員が本業」といった記述も見られるが、いずれも出典が示されていないため、この記事では事実として扱わない。

発端は橋幸夫さんの通夜(2025年9月)

歌手の橋幸夫さんは2025年9月4日、肺炎のため82歳で亡くなった。9月9日、東京都文京区の傳通院で通夜が営まれ、約700人が参列した。

この通夜に、RYOさんが金髪をオールバックにし、黒い涙形サングラスをかけたATSUSHIそっくりの姿で現れた。会場では取材陣が本物のATSUSHIさんの到着だと勘違いし、囲み取材になる一幕があったと報じられている。

RYOさんは取材に対して「自分はRYOで、橋さんとの面識・親交はない」と説明した一方、通夜会場で撮影したとみられる写真や動画を自身のX(旧Twitter)に投稿した。厳粛な場での売名行為ではないかとの批判がネット上で広がり、東洋経済オンラインなど複数のメディアが取り上げる騒動になった。

ATSUSHI本人が苦言、そこから”逆ギレ”に発展

騒動を受け、ATSUSHIさんは9月10日、自身の配信サービス「CL」で心境を語った。「正直ナメてるなと思いました」「故人を弔うのに自分の格好をする必要は全くない」といった趣旨の発言だったと報じられている。

RYOさんは9月11日、Xで「ご遺族やファン、そしてEXILE ATSUSHIさんにまでご迷惑をお掛けしました」と謝罪した。ここで収まるかに見えたが、翌9月12日には態度が一変する。当時報じられていた三代目J Soul Brothers解散のニュースに絡め、「もうLDHの崩壊は始まっていた」「ATSUSHIさんが僕の気持ちや考えもわからず配信をして晒すような事をした」といった趣旨の投稿を行い、批判の矛先をATSUSHIさん側に向けた。

9月13日にはさらに「そんな言葉を公の場で言うのはやめて下さい」と反発し、2018年のバラエティ番組でのATSUSHIさんの発言を”お墨付き”の根拠として持ち出した。有吉弘行さんがラジオでこの件に触れた際にも、「お会いした事もないのに色んな方が聞いてる放送で批判するのは止めてください」と反論したと伝えられている。

謝罪から一転して反論を重ねる展開に、SNS上では「逆ギレでは」「話をすり替えている」といった声が相次いだ。

粗品の”擁護コント”を本気にしてしまう

9月22日、お笑い芸人の粗品さんが自身のYouTube企画「1人賛否」でこの騒動を取り上げた。この企画はもともと、一人二役で賛成派と反対派の両方を演じるコント形式のもの。粗品さんは「RYO、頑張れ」と持ち上げたあと、「素人以下」と落とすオチをつけていた。

ところがRYOさんはこれをコントと受け止めず、9月23日にXで感謝を表明。「さすが粗品さん!日本人は同調圧力が強く…10対0で悪い人はとことん悪くして良い人はとことん良い」といった趣旨の投稿をした。この反応に対しても、「それはコントでは」「芸人ならネタで切り返すべきでは」といった指摘が相次いだ。

翌9月24日には、EXILEのTAKAHIROさんが自身のSNSに「風上にも置けないやつっているんですよね…くだらない言い訳と保身ばかりのみっともない独りよがりの人間にならないように」といった趣旨の投稿をした。RYOさんを名指ししたものではなかったが、RYOさんはこれに反応し、「まさか違いますよね?」と自分に向けたものかを問う投稿をしている。

チョコレートプラネットの松尾駿さんのように、本人公認に近い良好な関係を築くものまね芸人もいる一方で、ネタ元との関係がここまでこじれるケースは珍しい。松尾さんのものまね芸については、084deepsの別記事で詳しく紹介している。

中村玉緒さんの通夜で再び(2026年6月)

女優の中村玉緒さんは2026年6月9日、肺炎のため86歳で亡くなった。6月16日、東京都品川区の桐ヶ谷斎場で通夜が営まれ、RYOさんは再びサングラス姿のATSUSHIスタイルで参列したことをXで報告した。

「生前中村玉緒さんとお会いさせて頂き、頑張って下さい!とお話させて頂きました」といった趣旨の投稿で、面識があったことを参列の理由として説明している。

前回と違い、今回は取材陣も事情を把握していたため、ATSUSHIさん本人との誤認による混乱は起きなかった。ただし「冒涜だ」「不謹慎」「図々しい」といった批判はSNS上で再燃したと報じられている。

なぜ”そっくりさん系”ものまねは危ういと言われるのか

東洋経済オンラインの記事では、TBS「水曜日のダウンタウン」プロデューサーの藤井健太郎さんの見解として、「歌マネや声マネと違い、努力なしに売れてしまうことがあるため、そっくりさん系のものまね芸人にはヤバい人が多く含まれるのは有名な話」という趣旨の指摘が紹介されている。これはRYOさんを名指ししたコメントではなく、”そっくりさん系”というジャンル全般に向けられた見解だ。

外見の再現度だけで注目を集められてしまう一方、芸としての実力や、ネタ元との信頼関係を積み上げる機会が乏しいまま知名度だけが先行してしまう。そうした構造的なリスクが、今回の一連の騒動の背景にあるという分析といえる。

まとめ

RYOさんは、フジテレビの企画で「EXILE ATSUSHIそっくりランキングNo.1」に選ばれたことをきっかけに知られるようになったものまねタレントだ。しかし2025年9月の橋幸夫さん通夜、2026年6月の中村玉緒さん通夜と、二度にわたって著名人の通夜への参列が物議を醸した。

特に橋幸夫さんの通夜後は、いったん謝罪しながらもATSUSHI本人や有吉弘行さん、粗品さん、TAKAHIROさんへと次々に反論を重ね、批判をさらに広げる展開になった。2026年6月の再発時は取材陣の誤認こそ避けられたものの、ネット上の批判自体は収まっていない。今後同じような場面で、どう振る舞うのかが引き続き注目される。

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