むしろこの記事を書きたくて、先般のレビューを書いたのかもしれません。
なぜかというと、『No More Heroes 3』は私自身のアニメ・映画作品の趣味趣向にガッツリハマる作品だったからです。
私自身、好きなクリエイターのうちQ・タランティーノ・石井克人・渡辺信一郎といった方々の“感覚”や、他にも多数のあげ出したらキリが無いクリエイターさん達の“表現”が好きなんですが、そういったところとリンクしてドンピシャだったわけです。
今回は、『No More Heroes 3』初見プレイでハマった男のお気に入りのアニメ・映画・あとちょっとした参考的なヤツをババっと紹介します。
もう既にプレイした人、並びにグラスホッパーそしてSUDA51(須田剛一)という男が好きな人には共感を。
ちょっと興味があってプレイしようか考え中の人にはその後押しになれば幸いかと。
サムライチャンプルー
“時代劇とHIPHOPの融合”という一見、音楽に例えるならコミックバンドみたいだと思われそうなアニメ作品なのですが、自分の経験上、人に勧めるときに「一話目だけ観てみ?」って言うと、次会う時は大体3、4話あたりまで視聴を進めてるってパターンでサラッとハマってくれますw
「ひまわりの匂いのする侍を探して旅をする」
メインはシンプルな目的の内容なのですが、道中に色々なドラマがあります。
その辺時代劇でありながら、現代語の口調で「バイトでも探そうかなぁ」っていうセリフがあったり、ラップが織り込まれたりする。
にも関わらず、「武士道」「任侠」というものの扱いが非常に丁寧で、下手したら変なエンタメの時代劇よりもシビアに描かれています。
映像に関しても、各回の監督にもよりますが先に挙げた渡辺信一郎氏担当回の殺陣のモーションがとにかくいい。
一般的な太刀筋の鋭さの映像表現だけでなく、破天荒なブレイクダンステイストのアクションもあり、日本刀を扱うシーンのアニメの中でも印象に残りやすい作品です。
嬉しいことに、この作品のゲーム化を2006年にグラスホッパー制作、脚本SUDA51さんでやってたのをちょっと前に知って本当にビックリしたのと同時に、やるべき人がやったんだなぁって思いました。
ちなみに私R0NIN JAPANの名前は、作中の登場する「神の手」こと刈谷景時にインスパイアを大いに受けています。
私立探偵濱マイク
古き良き日本映画へのオマージュとして制作された映画のテレビ版。
世界観もさることながら、何年経ってもマイクのファッションはかっこいいんですよ。
ぶっちゃけ、トラヴィスのルックス見た時はマイクの姿が頭に浮かびました。
鮫肌男と桃尻女
望月峯太郎原作の漫画の実写映画化作品なのですが、映画から入って原作漫画を見るとどれだけハイセンスに映画化されたのかがわかる作品。
クセの強いキャラクターしか出てきません。