自称「超ライトユーザー」の私は、今までまともにグラスホッパーマニュファクチュアの作品を触ってなかったんです。
たまたまのきっかけで『KILLER IS DEAD』をプレイし、ヤバい会社があるんだなぁって思った次第。
行儀良く「格好良い」というより笑いながら「かっけーーな、おい」が随所に出てくる感じ。
で、その流れで今回は『No More Heroes 3』をレビュー。
ちなみに私は…
- 『KILLER IS DEAD』はプレイ済み
- 『NO MORE…』シリーズは初のプレイ
- 世間で言うところの「サブカル」、特に80年代中盤から90年代のものが好き
大体こんな感じの男がプレイ。
作品概要
ナンバリングとしては第3弾。
シリーズとしては4作目で、Xbox系では1から飛んで3のリリースとなり、実質シリーズ2本目のリリースとなる。
『No More Heroes 2』から11年後の設定。
ストーリーは文字にするとシンプルで
“自称「通りすがりの殺し屋」のトラヴィス・タッチダウンが、銀河で強大な力を持つ王子「FU」と彼が集めた9人手下から世界を守る。”というもの。
まず最初に
このレビューを書くにあたり作品内のオマージュネタバラシはしたくないので、自分的にツボだったところについても、この記事には細かく書かない・画像を貼らないことにしました。
この作品自体、プレイして初めて「あっっ!」てなることをギュッと固めてると思うんですよ。
そういうのを何も考えずに薄っぺらい軽い気持ちで掲載するのは、リスペクトに欠けてると思うんですよね。
この作品のレビューをここの記事で初めて読む人に伝えたい。
他のサイトの大半のレビューは、ビックリするぐらいネタバレしてます。
この作品はビジュアル・会話・楽曲で“共感できるユーザー”を楽しませてくれる秀逸な作品です。
そのネタバレを嬉々としてやってるサイトがあまりにも多すぎる。
映画なんかのレビュー記事なんかでもそうですけど、承認欲求やサイトのアクセス数欲しさに、人の生み出したものの魅力を半分以上バラしたり、誤解を招くような記事書くのは違うと思うんです。
「犯人はヤス」的にネタになるのは、もうちょっと時間を空けてからです。
なので、情報集める際は十分にお気をつけください。
難易度
私はどのゲームでも必ずデフォルトのノーマル設定で開始します。
本作では「BITTER」と表記されています。
やり終えた感想としては、やり応えがしっかりあってリトライをある程度強いられる場面の後にクリアした時の爽快感を味わえると思います。
なんにせよ、難易度設定がある作品でデフォルト設定で開始し、うまく進められないなら“己の下手さを知りて一歩目”なので潔く難易度落として再出発どうぞ。
この部分で批判するのはクーーールじゃない。
のっけから「ウハッw」声優にたぎる
開始早々聞こえてきた主人公の声…おいムゲンじゃねーか!!
シリーズ初プレイなもんで、主人公のトラヴィスの声をやってるのが中井和哉さん。
世間で一番知られるのは『ONE PEACE』のゾロ。
しっかし、この人の声ってなんて言うか、強い相手に対面した時に片方の口角上げてキツめの皮肉言うのが似合う声なんですよねー。
ちなみに「ムゲン」というのはアニメ『サムライチャンプルー』の主役の一人で、琉球生まれの荒くれ者。
この時点で気分は破天荒な漢モードにサラッとなりました。