セガの海外M&Aの真価
海外企業を買収することは簡単ではない。マネジメントの難しさ、文化の違いなど、多くの課題がある。
しかし、セガは2006年以降、クリエイティブ・アッセンブリー社やスポーツインタラクティブ社など、海外の開発部門を次々と買収してきた。これは、セガの海外展開戦略の一環としての動きである。
ロビオ・エンターテインメントとの連携
セガは現在、ロビオ・エンターテインメントの本社があるフィンランドに頻繁に足を運んでおり、両社のシナジーを最大限に活かす方法を模索している。セガは、国内外で多くの開発スタッフを持ち、欧州市場においても積極的に展開している。
グローバル市場での位置付け
北米市場はゲーム業界において非常に大きな規模を持っている。しかし、セガの場合、北米を中心にするのではなく、企業の強みや弱みを考慮して、独自の方向性を持つことが重要であると内海氏は語る。エンタメ産業は、各企業が独自の強みを持っており、それを活かすことで、グローバル市場での成功が期待される。