旅行YouTuber西園寺はなぜ謝罪?トラベーションのスタッフによるサイン剥がし騒動を整理

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鉄道・旅行系YouTuber「西園寺」が代表を務める株式会社トラベーションで、スタッフの不適切な行動が発覚し、西園寺本人が謝罪する騒動が起きた。何が起きたのか、会社と本人はどう対応したのか、公式発表をもとに整理する。

何が起きたのか

2026年10月20日夜、大阪市淀川区内の飲食店で、株式会社トラベーションとマネジメント契約(業務委託)を結ぶ40代男性スタッフが、店内に飾られていた複数のクリエイターの直筆サイン色紙を次々に剥がし、価値のないもののように扱いながら廃棄しようとする趣旨の発言をする様子が動画に撮影されていた。

この動画がX(旧Twitter)で拡散し、問題視された。報道によると、このスタッフは西園寺氏と、同社所属クリエイター「ZAKI」のサインだけは残していたという。現場には他に、マネジメント責任者1名、編集者2名、デザイナー1名の計5名が同席していたが、西園寺本人はこの場にいなかった。

剥がされたサインが実際に廃棄されたかどうかは、2026年10月27日時点で公式には明らかにされていない。

なぜ問題になったのか

鉄道・旅行系YouTuberが店を訪れた際に残す直筆サイン色紙は、クリエイターと店側との交流の記念として飾られることが多い。coki.jpの報道によれば、今回剥がされたサインの一部も、店側から依頼されてクリエイターが書いたものだったという。

当事者の了承や事前連絡なしに、そうしたサインを軽んじるような言動とともに剥がす様子が動画として広まったことで、単なる社内のマナー違反にとどまらず、サインを書いた他のクリエイターへの侮辱行為として受け止められた。これが、スタッフ個人の問題にとどまらず、代表である西園寺氏の謝罪にまで発展した背景にある。

時系列

日時出来事
10月20日(火)22時頃大阪市淀川区の飲食店でスタッフがサインを剥がす
10月20日前後動画がXで拡散、炎上
10月21日トラベーション公式Xが経緯説明と謝罪を投稿
10月22日トラベーション公式Xが契約解除・降格など正式な対応を発表
10月22日夜西園寺本人がXで謝罪
10月22日〜23日日刊スポーツ・スポニチアネックスなど大手メディアが報道

トラベーションの公式発表

動画拡散を受け、株式会社トラベーションは10月21日、公式Xで経緯説明と謝罪を投稿した。

この時点では「対象スタッフ及び現場に居合わせた責任者へは、厳罰にて対処して参ります」とし、具体的な処分は保留していた。

翌10月22日、同社は正式な対応を文書で公表した。

公表された内容によると、処分は次のとおり。

  • 問題行動をとったスタッフ:契約解除
  • 同席していたマネジメント責任者:無期限の降格処置、および本人による謝罪・社内研修

さらに今後の対応として、スタッフの管理体制の見直し、法令遵守の徹底、クリエイターや関係者に対するマネジメント体制・対応体制の強化を約束している。

西園寺本人の謝罪

トラベーションの発表と同じ10月22日夜、西園寺本人もXを更新し、会社の投稿を引用する形で謝罪した。

投稿では「全ては代表である私の管理不足であり、組織運営に対する未熟さが招いたことで弁解の余地もありません」としたうえで、「組織体制の見直しとコンプライアンス教育の徹底を皆様にお約束します」と述べている。

西園寺氏は鉄道・旅行系YouTuberとして活動しており、公共交通機関だけを使った大型企画などで登録者数90万人台を抱える人気配信者だ(2026年10月27日時点、YouTube公式チャンネルで91.7万人)。大学在学中にトラベーションを設立し、代表としても会社を率いてきた。同社は西園寺氏自身の動画制作のほか、旅行アプリ「Travy」の開発・運営なども手がけている。

今回の騒動は、本人が直接関与した炎上ではなく、自ら経営する会社のスタッフが起こした不祥事という点が特徴的だ。トラベーションの公式発表でも、問題行動をとった人物は正社員ではなく、同社とマネジメント契約(業務委託)を結ぶ立場だったことが明らかにされている。

被害を受けたクリエイター側の反応

サインを剥がされたクリエイター側からも反応があったと報じられている。日刊スポーツ・coki.jpの報道によれば、鉄道・旅行系YouTuberの坂急氏は、自身を含む多くのクリエイターが店側から依頼されてサインを書いていたと説明し、事前の撤去連絡もなかったとして不快感を示したという。また「こま鉄道チャンネル」のこま氏も、自身のサインがオフ会の記念に書いたものだったと明かしている。

これらの投稿はcoki.jpの記事で引用される形で報じられたもので、本記事では当該投稿そのものを直接確認できていない。被害を受けた側の受け止めとして、報道内容をそのまま紹介する。

SNS上の反応

X上では、問題行動をとったスタッフに対して「即刻クビでお願いします」「解雇したほうがいい」といった厳しい声が上がった一方、「西園寺が指示したとは思えない」「コンプラ遵守を徹底している人だから、こういうの一番嫌いそう」など、西園寺本人を心配・擁護する投稿も見られたという(coki.jp調べ)。

これらはあくまでX上の一部ユーザーの受け止めであり、西園寺氏本人の認識や心情を裏付けるものではない。

確認できないこと

  • 剥がされたサインが実際に廃棄されたかどうかは、2026年10月27日時点で公式には確認されていない。
  • 西園寺氏本人が、問題行動が起きた当時この行為を把握していた・指示していたという事実は確認されておらず、公式発表もそれを否定する内容になっている。
  • 被害を受けた店舗・クリエイターへの個別の謝罪や対応(サインの再提供など)が行われたかどうかは、本記事作成時点で公表されていない。

まとめ

今回の騒動は、西園寺氏本人の発言や行動ではなく、代表を務める会社のスタッフが起こした不祥事だった。トラベーションは契約解除と降格という具体的な処分を公表し、西園寺氏本人も「代表としての管理不足」を認めて謝罪した。一方で、剥がされたサインの扱いや被害者への個別対応など、公表されていない部分も残っている。今後、続報があれば本記事に追記する。

西園寺氏自身は、鉄道・旅行を軸にした動画で多くのファンを集めてきたYouTuberだ。今回の騒動とは切り離して、鉄道旅行を楽しみたい人には、こんなアイテムもある。

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