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【炎上の向こう側】『パルワールド』が発端で色々起っている模様【2024/09/19追記】

ゲーム
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ポケットペア社(東京都品川区)のCEO、溝部拓郎氏は、3Dオープンワールドゲーム「Palworld」の開発チームが誹謗中傷を受けていると述べ、公にこれをやめるよう訴えています。

2024年1月22日に自身のXアカウントでこの問題を明らかにした溝部氏は、作品の最終的な監修は自分にあるため、アーティストたちに対する中傷を停止するよう呼びかけています。

パルワールド炎上を簡潔に言うと

「パルワールド」は、2024年1月19日にリリースされた3Dのオープンワールド形式のサバイバルゲームで、SNSを通じて大きな注目を集め、22日には既に500万本の売上を記録しています。しかし、このゲームに登場する「パル」というキャラクターが「ポケモン」に類似しているという指摘があり、議論を呼んでいます。

パルワールドについてSNSでは

とにかく賛否両論といった感じ。

個人的に胸糞悪いのはパルワールドの会社のCEOがこれだけポケモンに対しリスペクトが欠片も無い(挙げてるポケモンもマイナーで知名度の低いのばかり)上に、リリース直前になって「パクリじゃない」「法的にはセーフ」のようなこと言ってPVにいたレントラーやカイオーガもどきは本編から削除したこと

パルワールドを批判してる人 皆「デザイン」に対して苦言を言ってるのにこそを読み取れない人達がシステム面・ゲーム性の話持ち出したりパロディ持ち出したりして「じゃあこれは駄目なんですよね?あれは駄目ってことですか?」って噛みついてるから話通じない。

パルワールド、ウチのTLにはパクリだパクリだ言ってる人は見たことなくてTL構築成功してるんだけど、見えない誰かに苦言を呈してるのは見かけたりするからお疲れ様〜〜って感じだ。

パルワールドの流行を眺めながら思うことなんだけど、「パクリなのでは?」と皆が思ったり、それを言ったりする状況ってわりとポジティブな状態なのかも、と思った。 いまのゲーマーたちはもうそんなにパクリというものを気にしなくなっている気がしてて、単に「楽しい話題」として機能してる気が。

プレステ勢とXbox勢の皮肉の言い合いにも

ゲームパスでパルワールドがリリースされたことを引き合いに出して、何名かのXboxユーザーがプレステ勢に皮肉を言う。パクリ騒動を引き合いに出して何名かのプレステ勢がXboxユーザーに嫌味を言う。

どちらが先かといえば、自然発生的で「鶏が先か卵が先か」論になるのだが、パルワールドは確実に燃料投下になっている模様

以前からなのですが、お互いが相手を一括りに箱勢・PS勢と大きな主語で批判したり皮肉言うものだから、関係ない人までも気分害する感じです。

任天堂・㈱ポケモンの認識は

任天堂は認識はしているが個別の案件についてはコメントを控える、株式会社ポケモンは個別の案件については回答を差し控えるとのことです。

1/25、株式会社ポケモン公式声明を発表

その後、株式会社ポケモンは1/25、「ポケモン」との類似性が指摘されている他社ゲームに関する以下の公式声明を発表しました。

お客様から、2024年1月に発売された他社ゲームに関して、ポケモンに類似しているというご意見と、弊社が許諾したものかどうかを確認するお問い合わせを多数いただいております。弊社は同ゲームに対して、ポケモンのいかなる利用も許諾しておりません。


なお、ポケモンに関する知的財産権の侵害行為に対しては、調査を行った上で、適切な対応を取っていく所存です。
 
弊社はこれからもポケモン1匹1匹の個性を引き出し、その世界を大切に守り育てながら、ポケモンで世界をつなぐための取り組みを行ってまいります。

We have received many inquiries regarding another company’s game released in January 2024. We have not granted any permission for the use of Pokémon intellectual property or assets in that game. We intend to investigate and take appropriate measures to address any acts that infringe on intellectual property rights related to the Pokémon. We will continue to cherish and nurture each and every Pokémon and its world, and work to bring the world together through Pokémon in the future.

The Pokémon Company

株式会社ポケモン

2024年9月19日 ついに提訴

任天堂とポケモンは9月19日、ポケットペアに対して特許権侵害の訴訟を東京地方裁判所に提起したと発表しました。

訴訟は9月18日に提起され、ポケットペアが開発するモンスター収集サバイバルオープンワールドゲーム「パルワールド」に関して、複数の特許権を侵害していると主張しています。任天堂とポケモンは、侵害行為の差止めと損害賠償を求めています。

両社は「長年の努力によって築き上げた大切な知的財産を保護するため、当社のブランドを含む知的財産の侵害行為には今後も必要な措置を講じていく所存です」とコメントしています。

ゴッドイーターがトレンド入り

発売当初「モンハンのパクリ」と言われたゴッドイーターが今回の騒動によってXのトレンド入りで、心の同窓会に。

まさかのゴッドイーターがパルワールドの流れでトレンドになっていて、久しぶりに皆さんの思いに触れる機会が訪れるとは^_^みんな久しぶり!! 当時も議論はありましたし、我々なりのリスペクトもありました。 現代には現代の議論と、リスペクトが、ジャンルや業界を成長させてくれると期待します。

モンハンのパクり扱いでゴッドイーターがトレンド入りしてるけどよぉ!『武器に捕食機関が付いてて敵を喰う事で対象の属性バフを武器に付与できる』なんて厨二大歓喜みたいな設定があるんだぞ! ストーリーに至っては狩猟民族ののほほん狩り生活どころかガチの生存戦争だからな!あとOPは神!!(早口

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ポケモンMODまで登場

このモヤモヤのさなかにポケモンMODまで登場してしまう。

その後、MOD動画については任天堂の申請により削除されたとのことです。

海外でも「ポケモンに似ている」と話題に

海外のテクノロジー専門メディアであるThe Vergeは

プレイヤーが友達と遊んでいる場合、最初の20時間は興味を持たせることができるかもしれないが、その後の20時間がどう展開するかについては注目している。このゲームは現在アーリーアクセス段階にあり、Steamの情報によれば正式リリースまでには最低でも1年は必要とされています。パルワールドはサバイバル、クラフト、モンスター捕獲といった要素を組み合わせたゲームで、特に新しいインスピレーションを提供するわけではありません。
しかし、これらの人気の高いゲームメカニズムを一つにまとめたことが、長らく新しい刺激を求めていたポケモンファンの関心を引くには十分だったようです

The Verge

と記述し、パルワールドに対する評価は慎重な構えを取っています。

ゲームメディアのVGCは

パルワールドがポケモンと類似している点に関して開発者に問い合わせた際、開発者は「モデルを直接コピーせずに、他のゲームの複数のモデルと完全に同じ比率を偶然にも達成することは不可能です。最低限、それらを慎重に分析し、追跡する作業が必要です」と回答した。

VGC

と報じました。

海外SNSでも「似ている」の声

私はNintendoやArk/Wildcardの熱狂的なファンとは正反対ですが、Palworldが非常に創造性に乏しく、粗悪に組み立てられたアセットフリップゲームで数千万ドルを稼ぎ出しているのを見ると、本当に悲しくなります。

彼らの会社戦略は、まるで盗みに出ているかのようです。

彼らは兄弟かもしれないね?

まとめ

FPSやバスケばっかりやってる私ですが、ちょっとパルワールドやってみたんですが、率直に言うとクラフトピアよりやりやすくなったなって感じです。

キャラクターに関しては、パッと見ポケモンって言われたらしっくり来た印象。

今回の炎上は以前継続中の模様ですが、別の揉め事の材料にされたり、別ゲームのファンがはにかんだりと通常の炎上騒動とはまた違った“向こう側”に向かっているようです

何にせよ、SNSで代理戦争してる人々って大変だなぁって思いました。