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急にエッセイ的なものを書き始めた理由

コラム・エッセイ
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今まで、このサイトではゲームの情報なんかを中心に記事を書いていたのですけど、急にエッセイめいたものを連続でアップしました。
理由は何個かあるのですが、とにかく今はエッセイ的なものを書きたい気分なんです。

一口にサイトのブログ記事と言っても、どこそこから得た情報を元に書く情報記事と、自分の脳内をアウトプットするコラムやエッセイでは全くリズムが違って、後者のほうがいいリズムで文章が進みます。自分がWebに触れるようになって、かれこれ20年以上になりますが、触り始めの初期はブログやSNSで日頃思ったり気になったりしたことを思いのままに書くことが本当に楽しかったんですよね。なのに気づけば、そういった発信もしなくなり、なんならそれと対極の情報記事ばかり書いていました笑

最近では、その情報記事も本業の仕事が変に忙しくなることがあると、作成に手がかかることもあり、新しい記事も全く書かなくなっていました。

そんな中、ちょっとしたきっかけでオードリーの若林正恭氏の著書『ナナメの夕暮れ』を読んだことから、エッセイを書いてみようと思ったんです。気楽にのびのびと、一つの話題につきサラッと読める長さで書かれている文章が心地よくて。

ナナメの夕暮れ (文春文庫)

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若林 正恭
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エッセイだとH2見出しの数とか、画像の数とか、リンク数とか、SEOワードとか全く気にせず思うままに書く。というか気持ち的には変な束縛から切り離されて「書ける」という感じ。

うちみたいな弱小サイトでも、ちょびっと収益はあるのですが、収益を増やす為の記事を書くとなると、内容云々よりも、記事全体の構成なんかの技術的なところにパワーが偏りがちになってしまうのは否めなくって。以前やってたサイトから通算で3年以上ゲーム中心の収益記事ばかり書いていると、収益度外視で自由気ままなことを書くことが好きな自分としては、気づかぬうちにジワジワと自分の首を締め付けてしまっていた。
完全に首が締まる寸前、サイト運営自体がストレスになっているのを実感し始めたタイミングだったので、『ナナメの夕暮れ』との出会いは若ちゃんが気づかぬうちに垂らしてくれた、蜘蛛の糸ですよ。

まだエッセイ的なものは2記事しかアップしてませんが、エッセイっていいなと思ったのが、自分の頭の中でぼんやり考えていることを明確に文章化できるんで、変なブレがなくなるんですよね。そして、PV数なんかもとから気にしないから、この文章を楽しめる人に届けばいいとしか思っていない。

とにかく、久しぶりに思いのままに文章書くことが、こんなに気持ちがいいものかと思うくらいノビノビしてます。