先日、単車乗りの友人と話してる時のこと。
我々が小学生の時に観ていた、志村けんさんの番組でテンションション上がった志村さんが一時期決まって「パピアントクワントォ!」と叫んでたの思い出して、あれは何だったんだろうと考えたが、全く答えが出なかった。
なので、同じような人がいるかも知れないと思い、広大なネットの世界で探索してみたのでまとめてみる。
まずはGoogleで検索:サジェストに出てくる謎の名前
さっそく、Google検索しようと思い〝パピアント〟と入れた時点でサジェストで出てきたのは「グッチャン」。なんとなく人の名前なんだろうなと思い、迷わずクリック。
すると、ほんのり懐かしい「ニコニコ大百科」の文字とともに『川口誠』という人の名前が目に入りました。
川口誠:ろく〜でなぁしぃ〜ウィッ!の人
これの人でした。
川口誠
- ステージ上での名前は「パピアント・グッチャン2」
- 「ドリフ大爆笑」の演出補をはじめフジテレビでザ・ドリフターズ関連番組のスタッフとして以前から志村と関わりが多い
- 「志村けんのだいじょうぶだぁ」でもフジテレビ側の演出担当
- フジテレビでの志村コントに出てくるエピソードの中でも多く出ていた「川口」とは川口誠のことであったと推測される。
- 番組制作から離れた後は、フジテレビの美術制作局美術制作センター部長や広報部副部長を歴任したとのこと
大百科内で触れられてた「パピアントクワントォ!」
興味本位と懐かしさでクリックした大百科の記事を流し読みしていると、思わぬタイミングで答えに辿り着きました。こう記載がありました。
パピアントクワント
「いかがでしょう」で川口が「パピアント・グッチャン2」を名乗る前から「だいじょうぶだぁ」では主に「5時の夫婦」のコント内で「パピアントクワント~」という謎のフレーズが多用されており、川口のパピアントはここから取られた可能性が高そうであるが、ある回でこのフレーズに疑問を呈した石野に志村は「意味ないからいいんだよ、楽しければ」と返しており、結局意味は不明である。
https://dic.nicovideo.jp/a/%E5%B7%9D%E5%8F%A3%E8%AA%A0
これですね。
昭和後期から平成までのテレビ業界の、内輪の笑いを全国に流す感じw同時期のとんねるずもこの感じ強かった。視聴者置いてけぼりにしないギリギリでスタッフいじりとかして最終的に視聴者も笑わせる感じ。
ちなみに
「パピアント・グッチャン2」こと川口誠さんの息子さんは、アーティストで『HONEBONE』という二人組バンドで活動中です。
結論
「パピアントクワント」とは、昭和後期〜平成中期までのテレビ業界のイケイケのノリを凝縮した宝石である。