これね、地方によっては全く知られてないかもしれないんですけど、自分が小学生だった30年ちょい前、私が住む広島県福山市の国道や県道の広い幹線道路沿いなんかに、オレンジ色の壁に緑色の屋根の小屋みたいなのがあって、“サラヤのおむすび”って書いてあるのに、日中はシャッター閉まってるんですよ…。
いつみても、閉まってるから放置されてるものかと思ったら、比較的朝早い時間に親の車で出かけた時は、シャッターが空いてて、ショーケースっぽい棚に数個、商品が残ってたのを見かけました。
でも、結局「サラヤのおむすび」を口にすることなく、いつしかその小屋も朽ち果てて、いつの間にか消え去っていました…。
どんな味だったんだろう…っていうかサラヤってなんだったんだろう…。
ということで、調べてみました。
三島食品
運営していたのは、広島県広島市に本社のある食品メーカー三島食品株式会社。
知る人ぞ知る、ふりかけの会社です。ピンとこない人でも商品名を聞いたらわかるかも?
これ作ってる会社です。
調べる過程で、オンラインストアを見てみたら、イイ感じにTシャツとか公式アイテムも売ってて面白かったんで興味があったらどうぞ。
コンビニ普及前の1970年代
1970年にこの三島食品さんが新しい事業展開として立ち上げたのが「サラヤ惣菜事業部」。
その後、1974年に株式会社サラヤを設立し、2001年に閉鎖。
もうお分かりかと思いますが、日本に24時間営業のコンビニが普及する前からサラヤを開始して、コンビニがめちゃくちゃ多いなと感じた2001年ごろには閉鎖した感じですね。
そこから推測すると、深夜のトラックドライバーや、夜勤帰りの方々の胃袋を満たしていた、大事なお店だったのかもしれません。
むしろ、三島食品のTwitterが面白い
前項で、ほぼほぼ結論が出てしまったのですが、調べていく中で現在の三島食品のTwitterがおもしろいんだわ。
「可愛い!」とツボに入りそうなマスキングテープ
万年筆のインクコラボ
癒し効果の高い赤しそジュースネキ
まとめ
話が逸れた感じですけど…、でもなんかサラヤの頃から現在まで顧客のニーズを拾い上げるのが本当に上手な会社なのはわかると思います。
いつもは食べない、ふりかけ食いたくなってきたw
あと、Twitterアカウントから画像をお借りしました。すんません。