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『金持ち父さん貧乏父さん』とは、なんだったのか

〇〇とは、なんだったのか
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ビジネスする人、資産運用する人など色々な指南書を読むことは少なくないと思います。
そんな人の中でも結構な確率で触れる可能性の高い一冊『金持ち父さん貧乏父さん』。

特に、昨今話題になっていたストックビジネスや資産運用で早期リタイヤをする、FIRE(Financial Independence, Retire Early)を目指す人なんかはこの『金持ち父さん貧乏父さん』を人生を変えた一冊と語る人もいます。

はたまた、この本を知るきっかけがあまり良くなかった人も多く、ネガティブなイメージを持つ人もいるかも知れません。

その理由も含めて、ざざっとまとめます。

『金持ち父さん貧乏父さん』の内容

『金持ち父さん 貧乏父さん』は、お金や資産、負債、スキルなどに関する考え方を解説した書籍です。主な内容は次のとおりです。

  • 金持ちになるには、たくさん稼ぐだけでなく、スキルを身につけることに集中する。
  • 資産と負債の違いを理解し、資産を購入することが金持ちになるための第一の秘訣だ。
  • 富裕層は株や債券、不動産などの収入を生み出す資産を手に入れ、貧乏人はホームや車など
  • 負債となる所有物を手に入れる。
  • 自分のビジネスを持つことで経済的な安定を確保できる。
  • 自分のビジネスは収入ではなく、資産を中心に展開する。
  • 資産とは、あなたのポケットにお金を入れてくれるもの、負債とは、あなたのポケットからお金を奪っていくものだ。
  • 読書は、お金に関して賢くなるための手段の1つだ。

金持ちになるための「神話」や持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす内容で、50カ国語以上に翻訳され、全世界で累計2800万部を突破する大ベストセラーとなりました。

改訂版 金持ち父さん貧乏父さん ――アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

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ロバ-ト・キヨサキ, 白根美保子
1,650円(01/05 00:13時点)
発売日: 2013/11/06
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『金持ち父さん貧乏父さん』とは誰なのか?

金持ち父さんとは友人の父親だったようで、貧乏父さんとは実の父親だったようです。
金持ち父さんと貧乏父さんの違いについて、お金の流れを使って説明しています。

貧乏父さんは、仕事をして給料が出ると、すぐにお金を使ってしまいます。
使い方も非常にシンプルで、全てを支出として使ってしまうのです。
結果、お金がまったく貯まらないばかりか、投資という考えにたどり着くことはありません。

金持ち父さんは、資産となるものに対してお金を使い、具体的には金融資産はもちろん、自分の能力を磨くためにお金を使うことも含まれます。

そのようにお金を使えば、将来的にさらに大きなお金が入って好循環を生み出すというのが、お金持ちになれる基本的な考えと語っています。

『金持ち父さん貧乏父さん』の作者

ロバート・キヨサキ
「ロバート・キヨサキ」
アメリカ合衆国の投資家・実業家・作家
ロバート・トオル・キヨサキ(Robert Toru Kiyosaki、日本名:清崎 徹(きよさき とおる)、1947年4月8日 – )は、アメリカ合衆国の投資家・実業家・作家など。
ブログとYahoo Financeでのコラムにて、グローバル・エコノミック、投資、ビジネス、世界金融市場、個人金融について最新の考えを述べている。

彼は日系アメリカ人でハイスクール卒業後、ニューヨークの米国商船大学校へ進学。
卒業後に海兵隊に入隊し、ベトナム戦争に出征。
帰還後、1977年にナイロンとベルクロを使ったサーファー用の財布を考案し会社を設立。

こういう「バリバイ財布」

その後いくつか会社を起こしたが1994年に47歳でビジネス界から引退し、ボードゲーム『キャッシュフロー101』、『キャッシュフロー202』を考案、1997年に書いた『金持ち父さん貧乏父さん』が大ベストセラーになりました。

キャッシュフロー101

1973年頃から小規模な不動産投資を始めてハワイで小規模住宅用不動産である程度成功し商業不動産ビジネス、中規模団地へ移行キヨサキはマンション経営ビジネスに携わり続け、2011年にはインタビューでマンションを1400棟保有していると述べた。さらにホテルやゴルフ場も所有しているらしいトランプ前大統領ともお友達のようです。
キヨサキの会社の一つ、リッチ・グローバル LLC が倒産しましたが、ビジネスの本体はリッチダッド社が持っています。
そんな彼が不動産投資の通じて得たノウハウ、子供のころに友人の父親から学んだお金に対する考え方を書いた本が『金持ち父さん貧乏父さん』です。

キャッシュフロー 101 (日本語版)

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FIREを目指す人が愛読する理由

『金持ち父さん 貧乏父さん』とFIRE(ファイア)の関係は、経済的自立の主要原則を学ぶという点で共通しているからだと考えられます。

『金持ち父さん 貧乏父さん』の主な考え方は、お金持ちは稼ぐだけでなくスキルを身につけることに集中するというもので、価値あるスキルを身につけることで経済的苦境から抜け出し、真の富を築く道が示されています。

FIRE(ファイア)とは
FIRE(ファイア)とは、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取った言葉で、経済的自立と早期退職を目指すライフスタイルを指します。
実現するには、資産運用や節約などによって資産を築き、働かなくても自由に暮らせる生活を送ることを目指します。実践者の中には、30代や40代のうちにFIREを実現することを目標にしている人が多くいます。重要なポイントは、収入の高さではなく貯蓄率の高さです。達成するためには、貯蓄率を高め、生活費25年分を貯蓄する必要があります。
また、投資のインフレ調整後の利回りを4%以上にすることも目標の一つです。
完全に仕事を辞める形のほかに、セミリタイア=サイドFIREという形もあります。
FIREはアメリカで生まれ、欧州や日本などにも広がりました。
ブログやポッドキャスト、オンラインフォーラムなどで共有されている情報を通じて、2010年代から大きな注目を集めました。

『金持ち父さん貧乏父さん』にネガティブなイメージを持つ人がいる理由

サジェストはこんな感じ

一番の理由は、世間一般で言う「マルチ商法」への勧誘の際にこの書籍が利用されているところかと考えられます。

実はこの記事を書いている私も、マルチの勧誘を何度も受けたことがあり、高確率でこの書籍を提示されて、「この本にもこういうビジネスを推奨しているとかいてあるんですよぉ!」なんて話をされました。本書に書いている内容を

会員になる→ビジネスオーナーになる

お金を働かせる→権利収入を得よう

という具合に、マルチ商法などの「ネットワークビジネス」をだけを勧める内容が書いてある本ではないにも関わらず、そういった誤解を受けた人が多いのかもしれません。

『金持ち父さん貧乏父さん』を実践してお金持ちになった人はいるのか?

ここ、一番気になるところだと思うんですが、私自身も実際に周りにいなかったので。
ですが…私の周りにいました
私の高校の先輩がこの本の愛読者で実践+本人の才覚で、早い時期にFIREを達成し、引くくらいお金持ちになっています。(余裕で銀行口座開示されてワロタ)

なんでも、お金に不自由にならなくなったら今度はどうにも暇になったらしく、ブログで情報発信したいなぁってことになり、自分がそのように資産を増やしていったかなどを書いていってます。
ちなみに、編集役として私も参加してます。

「儲かってます」だけでなく、「そのお金でこんな楽しい経験もしてます」という内容も発信しているので、信用に値するサイトにはなっているかと思いますよ!