チラチラと見かけつつも、特に気にしてなかったことが急に気になり始めることってありませんか??
今回記事を作成したのはそんなことの一つ。自分が幼い頃に学んだ様々なことの呼び名が変わったり、事実確認したら「ちょっと違ってましたw」みたいな事情で修正されてたりする様々なことを調べてみました。
きっと同級生や同年代の方に話を振ったら「え、マジで?」ってなる事が結構あると思います。
では早速どうぞ。
呼び方の変更系
仁徳天皇陵
現在の教科書では「大仙古墳」または「大山古墳」。
理由は被葬者についての学術的な検証がされていないため、古墳名の表記に。
大和朝廷
現在の教科書では「ヤマト王権」「大和政権」。
理由は整った組織はまだなく、『朝廷』ではなく『王権』という表現に変更。
また、国号の『倭』やのちの地域名の『大和』と区別するため『ヤマト』とカタカナ表記しています」
いい国作ろう鎌倉幕府
1192年の鎌倉幕府成立をこう覚えたものですが、今は「いいはこ作ろう鎌倉幕府」で1185年。
理由は1192年は頼朝が征夷大将軍に任命された年にすぎず、鎌倉幕府は段階的に成立したからだそう。
天領
江戸時代の幕府の直轄領のことを「天領」と書いていましたが、現在は「幕府領」または「幕領」。
理由は天領だと天皇の領地になってしまう、という論理。
聖徳太子
現在の教科書には廐戸皇子(うまやどのみこ)と記載。廐戸皇子の死後、聖徳太子という名がつけられ、聖徳太子という名前が浸透していたため、正式なものに変更された。
踏み絵
現在は絵踏み。
これはイエスの絵は踏むためのものでは無いという事がその理由。
隠れキリシタンの発見の為に行われた事は「イエスの絵を踏ませる」ですので絵踏という表現に改められました。
事実変更系
和同開珎
708年製造の和同開珎が日本最古の貨幣でお馴染みでした。
が、687年製造の富本銭が発見された為、現在では富本銭が日本最古の貨幣として教科書では紹介されています。
水金地火木土天海冥
冥王星は1930年に発見された天体。当時、惑星の基準が曖昧でとりあえずでは太陽系惑星とされていました。2006年に国際天文学連合が「冥王星は惑星とは言えない」と唱えたことにより、準惑星と呼ばれるようになりました。
なので、現在は水金地火木土天海。
話題に上がったが、デマなやつ
3.14
インターネット上で広まった「現代の小学生は円周率を3と教わっている」という噂。
この噂は2002年の学習指導要領改訂時に広まったもので、実際の教育現場では「基本的には3.14を使用するが、概算であれば3を使用しても良い」と教えられています。
このような誤解は、インターネットが普及していなかった時代にテレビ番組や噂話で誤った情報が広まったためです。
ちなみに、円周率は現在も計算が進められており、終わりのない数です。古代エジプトでは円周率は「3より少し大きい」とされていました。現実の生活では、円周率を3として計算しても大きな問題はないとも述べられています。
まとめ
どうでしょうか。
個人的には円周率の話を信じてたクチなので、逆になんだか安心しました。
今でも円周率をやたら暗記してるのを誇りにしてる小学生がいたりするもんなんでしょうか…?
そんな感じです。