斉藤慎二(さいとう しんじ)は、1982年10月26日生まれ、千葉県八千代市出身の元お笑い芸人で、お笑いトリオ「ジャングルポケット」のメンバーとして一世を風靡した人物だ。
長身と端正な顔立ち、軽快なツッコミで人気を博し、太田博久とおたけと共にトリオを牽引したが、2024年10月に性的暴行疑惑で吉本興業との契約を解除され、芸能界から姿を消した。
2025年3月26日、東京地検が斉藤を不同意性交と不同意わいせつの罪で在宅起訴し、Xでは「元メンバーの表記に違和感」「レジェンドが実刑コースか」と衝撃が広がった。
2025年3月27日現在、裁判の行方が注目される中、太田とおたけは「ジャングルポケット」として新しいコンビ活動を展開。斉藤慎二とは何だったのか。その輝かしいキャリアから転落、そしてトリオと新コンビの影響を振り返る。
斉藤慎二の誕生とジャングルポケット結成

斉藤慎二は、千葉県八千代市で生まれ育った。
中学時代に芝居に感銘を受け、俳優を志す。桐朋学園芸術短期大学演劇科を卒業後、文学座附属演劇研究所(43期生)で学び、本格的な演技を追求した。
しかし、文学座の研修科昇格に失敗し、一般企業で営業職に就く。そこで上司に「吉本に行け」と冗談で言われたのを真に受け、2005年に吉本総合芸能学院(NSC)東京校に入学。
同期の太田博久(1979年12月10日生まれ、愛知県出身)とおたけ(1982年12月2日生まれ、東京都出身)と出会い、2007年に「ジャングルポケット」を結成した。



トリオ名は斉藤の競馬好きに由来し、おたけが「ジャンポケ」の響きを気に入って命名。
斉藤がツッコミ、太田がボケとお笑いのブレーン、おたけが天然キャラを担当し、個性が際立つ構成に。
斉藤の長身(176cm)とイケメンぶりで「ビジュアル担当」、太田のネタ作りとリーダーシップ、おたけの予測不能な言動が融合し、Xでは「ジャンポケのバランスが完璧」と評された。結成翌年の2008年、M-1グランプリ準決勝進出で注目を集めた。
全盛期:ジャングルポケットの黄金期
ジャングルポケットの全盛期は、2010年代だ。
『爆笑レッドカーペット』や『おもしろ荘』でブレイクし、2015年には斉藤が『R-1ぐらんぷり』で準優勝、トリオとして2016年の『M-1グランプリ』で決勝進出を果たす。
斉藤の軽快なツッコミが太田の奇抜なボケを引き立て、おたけの天然ぶりが笑いを増幅。
『アメトーーク!』や『ロンドンハーツ』でレギュラー化し、トリオとしての地位を確立した。
斉藤は「イケメン芸人」として女性ファンを獲得し、太田は「ジャンポケ太田」の愛称で親しまれ、おたけは「変人キャラ」で個性を発揮。
2018年、斉藤がタレントの瀬戸サオリと結婚し、2020年に長男が誕生。おたけも同年一般女性と結婚、太田は2010年にモデルの近藤千尋と結婚し2児をもうけた。Xで「ジャンポケ全員幸せそう」と称賛され、家庭と仕事の両立が好感度を高めた。

全盛期の特徴と魅力
ジャングルポケットの全盛期には、いくつかの特徴があった。
斉藤のツッコミとビジュアル

斉藤の軽快なツッコミはトリオの要。太田のボケを拾い、おたけの天然を活かすテンポが絶妙だった。端正な顔立ちは「芸人らしくない」と話題に。Xで「斉藤の顔が強すぎる」と人気を集め、俳優経験が活きた演技力も評価された。
太田博久のボケと存在感

太田は柔道黒帯の体格と明るい性格で、トリオのムードメーカー。過激なボケやアドリブで笑いを誘い、妻・近藤との夫婦漫才風トークがバラエティで重宝された。ネタ作りも担当し、Xでは「太田のボケがジャンポケのエンジン」と支持された。
おたけの天然キャラ

おたけは独特のペースと予測不能な発言で、トリオのスパイスに。『有吉ゼミ』の激辛企画で爪痕を残し、Xで「おたけの変人ぶりが癖になる」と愛された。天然さが斉藤のツッコミと好相性だった。
トリオの結束力
3人の個性が噛み合い、家族ぐるみの付き合いも話題に。
太田の結婚が早く、おたけと斉藤が後に続き、プライベートでも絆を深めた。
Xで「ジャンポケの仲良し感が好き」とファンが増えた。
転落:斉藤の不倫と性的暴行疑惑
斉藤のキャリアは、2023年から暗転する。
2023年8月と2024年6月に不倫疑惑が報じられ、妻やファンに謝罪。
太田とおたけは「プライベートは本人に任せる」と静観したが、トリオのイメージに影が差した。

そして2024年7月、東京・新宿区のロケバス内で20代女性インフルエンサーに性的暴行を加えた疑いが浮上。
8月から体調不良を理由に活動休止し、9月にレギュラー番組を降板。
10月7日、警視庁が不同意性交と不同意わいせつの疑いで書類送検し、吉本興業が契約解除を発表した。

事件は関西テレビの番組収録中、ロケバス内で発生。
被害女性は「許せない」と警察に相談し、斉藤は「同意があった」と主張したが、Xでは「ロケバスで何してんだ」「芸能界引退」と非難が殺到。
太田とおたけはショックを受けつつも、トリオ活動を停止。
妻・瀬戸は当初「一方的な行為ではない」と擁護したが、後にSNSで「パパ」表記を削除し、離婚の噂が立った。
在宅起訴と太田・おたけへの影響
2025年3月26日、東京地検が斉藤を不同意性交と不同意わいせつの罪で在宅起訴。
在宅起訴は異例で、裁判所での審理が待たれる。
報道では「元メンバー」と表記され、Xで「解散したみたい」「実刑コースか」と驚きの声が広がった。
起訴状によると、斉藤は同意なく行為に及び、証言の食い違いが焦点に。
弁護側は「同意があった」と主張するが、世間の目は厳しい。

太田博久とおたけは、斉藤の契約解除後、2024年10月9日に千葉・よしもと幕張イオンモール劇場でコンビとして初舞台に立ち、「どうもすみませんでした」と謝罪。
太田はネタ作りを担い、おたけがツッコミに回る漫才を披露し、Xで「2人でも頑張ってる」と評価された。
太田は妻・近藤との共演やYouTubeで活動を続け、おたけは単独ライブや実家のもんじゃ焼き店経営で生計を立てるが、トリオの勢いは失われた。
太田とおたけの新しいコンビ:再始動と課題
斉藤の離脱後、太田とおたけは「ジャングルポケット」の名を残し、新しいコンビとして再始動した。
2024年10月24日の東スポWEBによると、コンビ名を巡り競馬ファンから「名馬の名が汚された」と批判が殺到し、改名案(他の馬名など)が浮上したが却下。

太田は2025年1月22日の『相席食堂』(ABCテレビ)で「モヤモヤが残る」と本音を吐露し、おたけは「斉藤を忘れて前を向く」と前向きさを強調。
Xでは「太田とおたけの新コンビに期待」との声が上がる一方、「斉藤不在で物足りない」との意見も。
太田はネタ作りとリーダーシップでコンビを支え、2025年3月には単独公演『HYDROGEN』を予定。おたけは「1人でもやれる」と個別活動に意欲を見せ、2人の役割分担が模索中だ。
しかし、コント中心だったトリオ時代と異なり、漫才へのシフトや知名度低下が課題に。Xで「太田とおたけの新コンビは地味だけど応援したい」との反応が示すように、再起は地道な努力を要する。
現在の状況と今後の展望
2025年3月27日現在、斉藤は芸能活動を停止中。
借金問題(数百万円~数千万円とも)も報じられ、ギャンブル依存が背景にあるとの憶測が飛び交う。
妻との関係は不明で、長男の顔出しも途絶えた。
太田は家族との活動で安定感を保ち、おたけは単独での笑いに活路を見出すが、ジャングルポケットとしての再結成はほぼ絶望的だ。
斉藤の裁判次第で実刑もあり得るが、在宅起訴の軽さから執行猶予の可能性も囁かれる。
太田とおたけの新コンビは、2025年3月14日の『あちこちオードリー』(テレビ東京)で太田が「悩みつつも進む」と語り、おたけが「宣材写真を撮り直した」と前向きさを示した。Xでは「新ジャンポケの未来に期待」との声もあるが、全盛期の輝きを取り戻すのは難しいだろう。

斉藤慎二とジャングルポケットの遺したもの
斉藤慎二とジャングルポケットが残した影響は二面性を持つ。まず、全盛期の功績は大きい。
斉藤のツッコミ、太田のボケ、おたけの天然が織りなす笑いは、お笑い界に新しい風を吹き込んだ。
Xで「ジャンポケの黄金期は伝説」と評価され、後進トリオに影響を与えた。家族との好感度も、芸人像の多様性を示した。
一方で、斉藤の不倫と性的暴行疑惑は、トリオ全体に打撃を与えた。
吉本の即時契約解除は現代の厳しい基準を映し、太田とおたけに余波が及んだ。
Xでは「斉藤のせいでジャンポケが…」と嘆く声が。事件は「同意」の重要性を社会に問い、芸能界のコンプライアンス意識を高めた。太田とおたけの新コンビは、その遺産を引き継ぎつつ、新たな道を切り開く挑戦者となった。
まとめ:斉藤慎二とジャンポケの時代とその終焉
斉藤慎二は、2007年から2024年にかけて、ジャングルポケットの中心として輝いた芸人だった。太田とおたけと共に全盛期を築き、家族も得たが、不倫と性的暴行疑惑で転落。
2025年3月26日の在宅起訴で裁判が新たな局面を迎え、太田とおたけは新コンビとして再起を模索する。